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「一隅（いちぐう）を照らす、これ即ち国宝なり」は、比叡山を開かれた伝教大師・最澄（767-822）が説かれた言葉です。

「一隅」とは今あなたのいるその場所や置かれた立場のこと。

お宝とは、金銀財宝ではなく、自分のためばかりでなく、人の幸せ、みんなの幸せを求め願うような心（道心）をもつ人間そのものをいうのであり、家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそが、何物にも変えがたい貴い「国の宝」であると、そのように伝教大師は示されました。

さらに、その輝きは人を幸せにし、自分が輝けば隣の人も輝き、それぞれが灯火（ともしび）となって輝き、集まれば、町、やがて社会全体が明るく照らされていく、と説かれています。

私たちは、この伝教大師の精神を基本理念とし、税務会計に携わるプロフェッショナルとして日々、研鑚を重ね、お客様の存続・発展を願い全力を尽くして明るく光り輝くこと、それが私たちの社会的使命であり、「仕事」をさせていただくことの本当の喜びがそこにあると考えております。
私たちは、ご縁をいただいたお客様一人ひとりに真剣に向き合い、それぞれのお客様が明るく光り輝きますよう精一杯努力すること、それが地域社会への貢献であり、やがて社会全体を明るく照らす礎になると信じています。